生命保険料控除と所得税の計算

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生命保険料控除と所得税の計算

1年間の収入から所得税を決定するための基礎になる所得金額(これを給与所得控除後の給与等の金額といいます)を計算し、その給与所得控除後の給与等の金額に税率をかけることで、所得税は算出されます。

 また、生命保険料の控除額の計算は次の式で算出します。

支払った年間保険料 控除額
25,000円以下 支払った保険料の全額
25,001円〜50,000円まで 支払った保険料×1/2+12,500円
50,001円〜100,000円まで 支払った保険料×1/4+25,000円
100,000円以上
一律に50,000円







 

 

例えば、年間500万円の課税収入があり、社会保険料(健康保険+厚生年金+雇用保険)66万円/年、一般の生命保険料12万円/年、個人年金保険料12万円/年を支払っているAさんの場合

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上の式から生命保険料控除額を計算すると
一般の生命保険の控除額・・・5万円
個人年金保険の控除額・・・5万円
生命保険料控除額合計・・・5万+5万=10万円


500万円を、「給与所得控除後の給与等の金額の計算」式に当てはめると

500万円×80%-540,000円=346万円

346万円から、基礎控除額38万円、社会保険料控除額66万円、生命保険料控除額10万円を差し引くと

346万-38万-66万-10万=232万円・・・課税所得金額


課税給与所得金額に税率をかけて税額を算出します。
232万円の場合は、税率は10%
計算式に当てはめると
232万×10%-97,500=134,500円  となります。

ですから、所得税率10%で、生命保険控除額が10万円の場合、
所得税は10万×10%=1万円少なくなるということです。
・・・たった1万円です・・・
でも、保険料は何十年も払い続けるものですから、30年払い続ければ30万円の節税です。

もっと所得の多い人は、税率が上がりますので、さらに税金が少なくなるので、高所得の人ほど節税になります。

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